救急外来へ来る飼い主さんからのよくある訴え(症状)と考えておきたい心配な病気


 救急外来患者さんについて飼い主さんから電話で聞かせてもらえるよくある症状とそこから考えられる犬や猫の心配な病気を挙げてみました。飼い主さんが心配だと感じているときはご来院を勧めますが、ご来院を迷われる場合は参考にして下さい(気になる病気をgoogleなどで検索してみて下さい)。


飼い主さんの訴える症状 考えられる心配な病気
 ぐったりしている  急性腎不全、閉塞性下部尿路疾患(尿道閉塞)、糖尿病性ケトアシドーシス、低血糖症、アジソン病、子宮蓄膿症、腹腔内出血
呼吸荒い 心原性肺水腫、肺炎、胸水症、気胸、猫の喘息、胃拡張症、腹水症

咳き込んでいる

犬伝染性気管気管支炎、心原性肺水腫、肺炎

よだれ垂れている

歯周病、口腔内の科学的刺激、毒物摂取

吐いている

急性膵炎、急性腎不全、子宮蓄膿症、アジソン病

下痢している

急性膵炎、アジソン病、大腸炎

うんちしたそうにしている

会陰ヘルニア、前立腺疾患(前立腺肥大)、大腸炎

歩き方おかしい

骨折、脱臼、靭帯損傷、筋肉損傷

触ると怒る、触ると痛がる

閉塞性下部尿路疾患(尿道閉塞)、急性膵炎、椎間板ヘルニア
お腹張っている 胃拡張胃捻転症候群、胃拡張症、腹水症
おしっこしたがっているけど出ない 閉塞性下部尿路疾患(尿道閉塞)、膀胱炎
おしっこ赤い、おしっこ出るところ(陰部)より出血している

溶血性貧血、前立腺疾患、膀胱炎、尿路結石、子宮蓄膿症

フラフラしている、立てない

椎間板ヘルニア、急性腎不全、閉塞性下部尿路疾患(尿道閉塞)、糖尿病性ケトアシドーシス、低血糖症、アジソン病、子宮蓄膿症、腹腔内出血

けいれんしている(発作、重積発作、群発発作)

中毒、低血糖症、低カルシウム血症、アジソン病、尿毒症、腫瘍、特発性てんかん、など

歯茎白い

貧血、ショック

鼻血出ている

歯周病、外傷、鼻腔内腫瘍

〇〇飲み込んだ/食べた

異物誤飲、毒物摂取

目が赤い、目が開けにくそう/痛そう

緑内障、ぶどう膜炎、角膜潰瘍、結膜炎